子供の離乳食のような食事になりがちな介護食ですが、人生を通して色んな味に慣れた大人には何となく悲しく味気ないです。
こういう私、55歳の時、脳幹梗塞で、しゃべれない、食べれない、聞こえない、飲めない、歩けない状態で長く入院していました。
もちろん、コストに大きく関係するのでしょうが、入院中は単に空腹を満たすだけの素っ気ない内容でした。
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米国では、普通食をピューレ状または、やわらかく調理した食品がメインで、「ステーキ」、「オムレツ」、「ビーフシチュー」、「ほうれん草のラザニア」、「マカロニ&チーズ」、「パンケーキ」などの普通食を加工にして要介護者に提供している、との報告が2015年3月 日本貿易振興機構(ジェトロ)にありました。
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ところで、写真は高齢者が楽しんで食べれるよう、ピューレ食を形のある食事にしたアイルランドの業者によるものです。
高齢者が慣れ親しんだ料理、尊厳や味覚を考慮して考えたとのこと。
在宅でもミキサーや型、絞り袋が簡単に出来るとのこと。
在宅でできるピューレ食 | ||
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ビーフステーキ | ビーフシチュー | チキンステーキ |
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オムレツ | サーモン | 白身魚 |
料理用型 | ||
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ビーフステーキ用 | チキンステーキ用 | 野菜や果物用 |
絞り袋 | ||
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